【工房ときわ(就労移行支援事業)】就職おめでとうございます

2024年5月にⅭさんが、就職されました。

Ⅽさんに利用前の気持ちや、利用してからの変化、就職後の様子についてインタビューをしましたので、ご紹介します。

 

通う前はどんな気持ちでしたか?

しばらく自宅で過ごしていたこともあり、生活リズムや体調面に不安を感じていました。働くリズムを整え、働く自信をつけるために、まずは工房ときわの就労継続支援B型事業(以下、B型)の利用をスタートしました。 B型を2年間利用して、生活リズムや体調が整い、利用状況が安定してきました。また、工房ときわの就労移行支援事業(就労移行)の「働く」を考える会(障害者雇用企業の説明)や、山口県社会就労事業振興センターの一般就労移行チャレンジ事業(職場見学・体験事業)の参加を通じて、働きたい気持ちも高まり、工房ときわの就労移行支援事業の利用を始めました。

 

通い始めて何か変化はありましたか?

B型で整えた働くリズムは、就労移行の利用を開始しても継続することができました。これからの働き方について迷っていたので、どれくらいの時間働けそうかや、どのような仕事がしたいか、またはできそうかなど、働く条件の整理を、自己理解セミナーや面談を通じて整理しました。 求職活動をするにあたっては、清掃や品出し、介護・看護の補助業務など仕事をパート勤務を含めて探していくことにしました。一方で、本当に働くことができるか不安があったため、働くイメージが持てるよう、職場の見学や体験をしながら進めることにしました。まず、衣類の小売店にて、商品準備や清掃の仕事を体験しました。また、別の小売店では商品陳列の仕事を、介護施設では清掃の仕事を見学しました。 そして、現在の職場となる、病院の中にある介護事業所の、介護補助の仕事を見学、職場の体験をしました。体験後、働くことに不安を感じていたことから、トライアル雇用で働き始めることになりました。

 

就職後はどのように過ごされていますか?

トライアル雇用と同時に、担当業務を覚えたり、できるようになるための支援や、通勤に関する支援、必要に応じて会社の方との調整をサポートしてもらうため、ジョブコーチ支援を活用しました。順調に作業を覚えられ、職場の方々からは「すごく助かっている」と言っていただいています。 トライアル雇用終了後、継続雇用となりましたが、勤務時間を延ばしていただけることになりました。これからも、できることを増やしたり、勤務時間を延ばしたりすることができるようがんばっていきたいと思っています。

 

 

Ⅽさん、これからもお仕事がんばってください。応援しています。 

 

なお、これまで卒業した方の取り組みだけでなく、工房ときわの就労移行支援事業のことを「リタリコ仕事ナビ」にも掲載しております。ぜひご覧ください。